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バンコクお部屋選びマニュアル バンコクの賃貸仲介はyoshidaへお任せください。

 ここでは日本のマンションとバンコクの賃貸マンションの違いを項目別にご説明します。
日本のマンションとバンコクの賃貸マンションの違いを理解してくださいね。
とても贅沢な住空間
バンコクのマンションは、日本のマンションに比べてすごく広い、というのが最初の印象です。日本では、3LDK(3ベッドルーム)で65〜95平米というのが一般的ですが、ここバンコクでは、120〜250平米ぐらいが一般的なサイズとなっており、2倍以上の広さとなっています。近年はサイズダウンされている新築物件が増えている為一概には言えませんが、スタジオ(ワンルーム)で30〜50平米、1ベッドルーム(1LDK)で50〜80平米、2ベッドルーム(2LDK)で80〜150平米、3ベッドルーム(3LDK)で120〜250平米ぐらいが標準的な広さと言えるでしょう。
充実した共益施設
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子供用プールもあります |
バンコクのマンションは、プール等の贅沢な共益施設が付いているのが一般的となっています。フィットネスルーム、サウナ等も標準的に備えられており、物件によってはテニスコート、子供の遊び場、子供用プール、ゴルフ練習施設等までもっているところもあります。一般的な日本の賃貸マンションに比べて、非常に充実した内容となっています。
家具・家電付き
バンコクのマンションは日本とは大きく異なり、バンコクではほとんどの物件に、基本的な家具や電化製品が備えられております。その為引越しの際に買い足さなければならない必要品等は少なくて済み、購入コストと引越しコストの両面において借り手に有利な内容となっています。但し、備えられている家具・家電は物件により大きなバラツキがありますので、視察時に十分な留意が必要となります。
日本人が一ヶ所に集中
日本人世帯はスクンビット地区(奇数側・ソイ23〜ソイ55)に集中して住んでいます。マンションの全世帯が日本人といった物件も珍しくありません。子供の日本人学校への通学の利便性からこの地域に多くの日本人世帯が住み始め、それに呼応する形でスーパーマーケット、飲食店、学習塾等が集まる事により生活の利便性が増し、その集中度に更に拍車がかかり、現在では過半数の日本人がこの地域に住んでいます。通学、買い物、食事等においては、間違いなくベストチョイスとなります。
誰でも簡単に賃貸可能
日本と違い、お金を払えば細かい素性等聞かれる事無く賃貸可能です。誰でもパスポートと3ヶ月分の家賃があれば、賃貸契約を結ぶ事ができます。
続発する住宅に係る問題
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迅速に問題解決!! |
 水漏れ、インターネットの接続不具合、家主との揉め事、建物内外の騒音、シロアリ等の害虫発生、等々、住宅に係る多くの問題が、欠陥工事、住人のモラル、タイの社会性・環境・衛生・気候等に根差した原因により発生しています。神経の細かい方になるとちょっとしたノイローゼ症状を起こしかねない程です。
賃貸住宅仲介業者の役割
先述したような状況から、仲介は言うまでもなく、入居してからのトラブル解決も又、バンコクにおける仲介業者の重要な使命と弊社は考えています。発生した問題の解決は、慣れない外地では容易ではありません。お客様がより安心安全なバンコク生活を送って頂く為に、社員全員が心を込めてお手伝い致します。
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2. バンコク賃貸マンションの基礎知識1 (マンションの種類を理解しよう)
賃貸マンションと一口に説明してきましたが、バンコクの物件は大まかに3種類の物件に分けられます。日本においては、アパート=安価な物件、マンション=中〜上級クラスの物件、といった印象が強いですが、バンコクにおいては、物件の所有形態とサービス形態で大別されており、 コンドミニアム(分譲マンションの事で、ユニットによりオーナーが違う)、アパート(個人・会社のワンオーナーが所有している)、サービスアパートメント(所有形態はアパートと同じだが、ホテルのようなサービスが付いている)、の3種類となっております。外観は同じような建物でも、その種類により管理、部屋の広さ、サービス、備え付け家具・家電、共益施設、公共料金の支払い方法等の全てが大きく異なっておりますので、ここで分かり易く説明致します。
コンドミニアム
コンドミニアムとは日本で言う“分譲マンション”に当たります。同じ物件内でもお部屋毎に大家さんが違う為、内装、備え付け家具・家電製品が異なっているだけに留まらず、何かお願い事やトラブルが生じた際の対応、賃貸契約の方法にも大きな違いがあります。実情を長所、短所に分けてみましょう。
長所
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リーズナブルな
コンドミニアムの電気代 |
バンコクのコンドミニアムはお客様好みの理想的なユニットに巡り会うチャンス 内装、備え付け家具・家電製品などがほぼ統一され、お部屋毎に大差の無いアパート・サービスアパートとは異なり、お部屋毎に大家さんの違うコンドミニアムではそれらは千差万別の内容となります。中にはハイグレード、ハイセンスに仕上げられている豪華なお部屋も珍しくはありません。お客様のセンスにも合い、且つ家賃も手頃な物件を見つけた場合は、とても“借り得”となります。又、お客様の要望を聞き入れてくれるオーナーもいて、薄型テレビを入れてくれたり、古くなった家具を交換してくれたり、といったケースもあります。
リーズナブルな電気代 アパート・サービスアパートでは、管理会社が電気料金を独自に設定している為に割高となりますが、コンドミニアムの場合は電力会社の請求額通りに支払えばいいので、2―5割ほど安く済みます。但し、サービスアパートでは、電気・水道代を家賃に込みとしている物件もあります。
短所
トラブル対応 賃貸専用に一元管理されているアパート、サービスアパートとは異なり、コンドミニアムは、リクエストやトラブル等が生じた際の対応が遅れるケースが多いようです。通常は管理事務所がその処理に当たりますが、内容によっては家主の承諾を必要とする場合もあり、そういった際には予想以上に時間がかかります。迅速にきめ細かく対応してくれる家主も少なくありませんが、アパート・サービスアパートにどうしても一歩及ばないのが実情です。
法人契約に注意が必要 アパート・サービスアパートのように会社組織が所有し、一元管理しているのとは異なり、コンドミニアムではほとんどが個人オーナーです。煩わしい税務処理等が生じる理由から、中には物件の法人契約を敬遠する人もいます。法人契約を希望されるお客様は、問い合わせ時に担当者まで、「法人契約希望」と伝えていただくようにお願いします。
アパート
アパートという名称は日本において、比較的安価な集合住宅をイメージしがちですが、タイ・バンコクでは1人の大家さんが建物全体を所有・経営している“ワンオーナー物件”を意味しており、豪華な建物も少なくありません。中には超高層で、プールは勿論テニスコートまで備えているようなアパートもあり、日本人が考えるものとはかけ離れた超高級物件も数多く存在します。
長 所
バンコクのアパートは迅速でスムーズな対応 オーナー直属の管理事務所が一元管理をしている為、問題発生時には、コンドミニアムに比べてより迅速な対応が行われます。お部屋の内装、家具、家電等も統一されている為、不具合発生時には、専属のテクニシャンによりスムーズな補修等の処理が行われます。
様々なサービス 物件の中では、NHK 視聴料が家賃に含まれています。自分で申し込む場合、ケーブルテレビのパッケージ料金+NHK視聴料で合計2,541バーツが毎月別途必要になりますので、大きな出費削減となります。他にも、ガス・飲料水の無料配達等のサービスが含まれていることもあります。
行き届いた共益設備 通常、建築の計画時点から、的を絞ったマーケティングが行われています。例えば、子供のいる家族世帯に狙いを定めている際には、それに適合する形で、ジャングルジム等を備えた子供用の遊び場、子供用プール、広めの庭が敷地内に設けられているケースが多く、配慮が行き届いた快適な住空間が演出されています。
短 所
バンコクのアパートは要望事項への対応は困難 薄型テレビが寝室にも欲しい、家具を追加して欲しい、等の特別な要望事項が聞き入れられる事はあまりありません。ワンオーナー物件なので、他のお部屋と差をつけると不公平となり、後々問題の種となるからです。賃貸料金の値下げ等もやはり同じ理由で柔軟には対応してくれません。
割高な電気料金 経営者が独自に料金を設定している為に、コンドミニアムに比較して2-5割ほど割高になっています。

サービスアパート
サービスアパートとは、ホテルと同等のサービスが付いたマンションを意味します。日本のウイークリーマンション等の中期滞在者向けの安価な物件をイメージしがちですが、タイでは中―上級グレードの物件がそのほとんどを占めており、ホテル型とアパート型の2種類に大きく分けられます。
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ホテルのような
サービス |
ホテル型とはホテルの部屋・サービスにキッチン設備と洗濯機が付いた物件を意味します。1泊、1週間、1カ月、1年と滞在期間は自由に設定できますが、滞在が長いほど日割り賃料は安くなります。ホテルのよう豪華な内装と家具付きで、スタジオ(ワンルーム)、1ベッドルームの間取りに、キッチンが備わっているのが一般的ですが、2ベッドルーム以上の家族用物件も中にはあります。ホテル型では、家具・家電・寝具・調理道具・食器等の必要な生活道具だけではなく、トイレットペーパー・石鹸等の生活消耗品まで備えられています。サービスとしては、掃除・シーツとタオルの交換・ベッドメイキング・食器洗いが一般的に付いており、有料となりますがランドリーサービスも頼めます。生活ぶりはまさに至れり尽くせりの王侯貴族といったイメージです。但し、部屋にはバルコニーが無く、窓も開かない物件も多数あり、閉塞感を感じる長期滞在者も少なくありません。
その場合は、 アパート型の物件を選択可能です。ホテルのような息の詰まる生活は嫌だけど家事は自分でしたくない、といった単身者・ご夫婦世帯に人気です。間取りはコンドミニアム・アパートと一緒で、通常バルコニーが付いており、窓を開ける事も勿論できます。但し、備え付けの家具・家電製品はホテル型ほど充実しておらず、寝具・調理器具・食器等は無いので、生活消耗品と合わせてお客様ご自身で購入しなければなりません。サービスも掃除やシーツ・タオルの交換が2-3日に1度になる等、ホテル型ほどの手厚いサービスはありませんが、「それで十分。」と言われるお客様がほとんどです。又、アパート型はホテル型よりも割安になります。
長 所
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お掃除
サービス付 |
煩わしい家事から解放(ホテル・アパート型共通) 単身者の場合、仕事をしながら家事もするのは通常でも大変ですが、更に慣れない土地柄ということもあり、予想以上に困難であると考えたほうがよいでしょう。サービスアパートでは、掃除・シーツ交換・ベッドメイキング・食器洗い等のホテルと同じメイドサービスが付いていますので、余暇の時間に家事に追われる事は有りません。
カバンひとつで引っ越し完了(ホテル型) ホテル同様に家具・家電製品があるだけに留まらず、室内にはキッチンスペースと共に冷蔵庫、電子レンジ等の家電製品、調理道具、食器類、多くの場合は洗濯・乾燥機も備え付けられています。ホテル型サービスアパートとは、“日常生活道具・消耗品が全て揃った中長期滞在者向けのホテルである”、が最も分かり易いのではないでしょうか?ですので、引っ越しの費用負担が最小限に済み、最も簡単に入居完了となります。行き届いたサービス(ホテル・アパート型共通)
日常のサービス、トラブルが生じた際等の対応においては、アパート・コンドミニアムより迅速で・スムーズであると言えるでしょう。
短 所
割高な賃料 メイドサービスが付いている為、どうしてもアパート・コンドミニアムに比較して賃料は割高となります。ホテル型物件はアパート型に比べて更に高い料金設定となっています。
貴重品の管理が必要 お客様が不在の際にも、メイドさんがサービスの為に合鍵を使って室内に入りますので、お金・貴重品等を放置しておけません。ほとんどのサービスアパートが金庫を備え付けておりますので、金庫内に仕舞っておくことが必要です。
物 件 タ イ プ 別 比 較 表
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比較項目 |
コンドミニアム |
アパート |
サービスアパート |
タイプ |
分譲マンション |
ワンオーナー所有・経営・管理 |
ホテル的なサービスあり |
適している家族構成 |
全ての家族構成 |
全ての家族構成 |
単身・夫婦世帯 |
間取り |
スタジオから3ベッドまですべて揃うが、近年の物件は1ベッドルームが圧倒的に多い。 |
2ベッドと3ベッドの家族向け物件が圧倒的に多いが、1ベッドがある物件もある。 |
スタジオ(ワンルーム)と1ベッドルームが圧倒的に多いが、2〜3ベッドルームも選択可能 |
広さ(占有面積) |
スタジオ25-40平米、1ベッドルーム 35-80平米、 2ベッドルーム 45-150平米、 3ベッドルーム120-250平米、 近年小さめの物件が増えている |
2ベッドルーム 80-150平米、 3ベッドルーム120-320平米 |
スタジオ30-50平米 1ベッドルーム 50-80平米 2ベッドルーム 80-100平米 |
滞在期間 |
長期のみ(1年以上) |
長期のみ(1年以上) |
短・中・長期(1日から1年契約まで) |
契約形態 |
法人契約はできない物件あり |
個人・法人契約 |
個人・法人契約 |
家賃 |
アパートと同じ水準 |
コンドミニアムと同じ水準 |
ホテル的なサービスが付いている為、コンドミニアム・アパートに比べて割高 |
管理体制 |
管理事務所が月―土の9-18時ぐらいに対応するのが一般的 |
コンドミニアムと同様 |
フロントオフィスにて24時間体制で行っているのが一般的 |
サービス体制 |
分譲マンションの為、アパート・サービスアパアートに比べて対応が遅いが、物件オーナーによっても違いあり |
賃貸専用物件の為、サービス体制はコンドミニアムより良く、問題発生時の対応も迅速である |
アパート以上にサービス体制が整っており、物件によってはホテルと同等 |
家具 |
基本家具(ソファーセット、ダイニングセット、ベッド、備え付け衣装ダンス)のみの場合が多い。交渉可。 |
コンドミニアムと同様 |
基本家具以外に寝具、調理道具、食器等日用生活用品全て |
家電 |
テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、クッキングレンジ・洗濯機が基本的に付いているが物件により異なる |
コンドミニアムと同様 |
テレビ、冷蔵庫、電子レンジ以外にも、物件により、洗濯乾燥機・オーブン・コーヒーメーカー・トースター・食洗機・目覚まし時計等も備わる |
共益施設 |
プール、フィットネスルーム、サウナ等が基本だが物件により子供用遊び場、テニスコート等もある |
コンドミニアムと同様 |
コンドミニアム・アパートと同様だが、レストランを備えている物件も多い |
電気
(1ユニット=1キロワット) |
電力会社からの請求通り(1ユニット3.8バーツ) |
オーナー独自の料金設定の為割高(1ユニット5-7バーツ) |
アパートと同様だが一定量の電気代まで家賃込みとしている物件もある |
水道代
(1ユニット=1,000リットル) |
水道メーターで1ユニット15〜20バーツぐらい |
水道メーターで1ユニット18-25バーツぐらいだが、物件によっては月極めで料金設定をしており、コンドミニアムに比べて割高 |
家賃に含まれているのが一般的 |
電話回線 |
直通回線 |
直通回線 |
内線のみだが、ホテル同様に外線につながる |
電話料金 |
電話会社の請求通り |
電話会社の請求通り |
ホテルのような料金体系で割高 |
NHK海外用プログラム |
申し込めば視聴可 |
日本人の多い物件では既に備わっている場合が多い。無い場合は別途申し込みにより視聴可 |
日本人が多い物件では既に備わっているのが一般的 |
NHK視聴料 |
true vision+NHK視聴料で最大料金1カ月2、541バーツ |
家賃に含まれていることが一般的だが、無い場合はNHKとサテライトチャンネルで月1,000〜2,500バーツ |
家賃に含まれている場合が大多数 |
インターネット |
無い場合申し込む必要あり、1カ月600-1,000バーツで、プロバイダの請求通り |
コンドミニアムと同様だが、物件によっては独自で料金設定をしており割高 |
家賃に含まれている物件が多いが、別途料金の場合は1カ月1,000-3,000バーツと割高 |
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3. バンコク賃貸マンションの基礎知識2 (共益施設を理解しよう)
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フィットネスで
ストレス解消 |
一般的にどの物件でもプール、フィットネスルーム等が付いており、共益施設は日本に比べとても豪華な内容となっています。大型のアパート・コンドミニアム、及び高級なサービスアパートではテニスコート・サウナ等が付いているのに加え、五つ星ホテル並のきらびやかなロビーを備えている物件も珍しくありません。
お子様のいる家族世帯用大型アパートでは、子供の遊び場・子供用プール・図書室等を備えている物件もあり、スクンビット地区のそのような物件では、同一物件が日本人世帯」でほぼ埋まっているところも珍しくありません。そういった物件内のコミュニティでは、子供同士が友達関係となり家族付き合いが生まれる、と言った事が日常的に起きています。
高級サービスアパートでは、単身者・ご夫婦世帯向けの施設が充実おり、テニスコート・  スカッシュコート以外にもゴルフ練習施設を備えているところもあります。加えて物件のタイプに限らず、最寄りのBTSの駅又はスーパーマーケットまで、専用車での送迎サービスを行っているところも珍しくなく、物件選びの重要な要素となりますので、下見時に十分な確認が必要です。不明な点は、弊社の担当者が細かく説明致しますので、ご安心ください。物件タイプ別に、一般的にどのような共益施設があるのかは一覧表を参考にして下さい。
ただ、物件により大きく異なりますので、詳細は物件紹介ページにて確認願います。
物件タイプ別共益施設一覧
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コンドミニアム |
アパート |
サービスアパート |
プール |
○ |
○ |
○ |
子供用プール |
△ |
△ |
△ |
フィットネスルーム |
○ |
○ |
○ |
子供用遊び場(屋外) |
△ |
△ |
△ |
子供用遊び場(屋内) |
× |
△ |
△ |
庭 |
△ |
△ |
△ |
サウナ |
○ |
○ |
○ |
スティームルーム |
× |
△ |
△ |
テニスコート |
△ |
△ |
△ |
スカッシュコート |
× |
△ |
△ |
バスケットボールゴールネット |
× |
△ |
× |
卓球台 |
△ |
△ |
△ |
ゴルフ練習施設 |
× |
△ |
△ |
パーティールーム |
× |
△ |
△ |
図書館(読書室) |
× |
△ |
△ |
送迎用トゥクトゥク |
△ |
△ |
△ |

|
4. バンコク賃貸マンションの基礎知識3 (家具・家電製品を理解しよう)
バンコクにおける賃貸マンションでは、一般的にどのような家具・家電製品が備えられているのでしょうか?ここでは、コンドミニアム、アパート、サービスアパートにおける違いをご説明します。
物件タイプ別 備え付け家具一覧
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コンドミニアム |
アパート |
サービスアパート |
全般 |
カーテン |
○ |
○ |
○ |
網戸 |
× |
△ |
△ |
玄関 |
下駄箱 |
△ |
○ |
△ |
傘立て |
× |
× |
× |
リビング・ダイニング |
ソファーセット(ソファー+コーヒーテーブル) |
○ |
○ |
○ |
ダイニングセット(ダイニングテーブル+椅子) |
○ |
○ |
○ |
サイドボード |
△ |
△ |
△ |
TVボード |
○ |
○ |
○ |
ベッドルーム |
ベッドセット(ベッド+マットレス) |
○ |
○ |
○ |
衣装ダンス |
○ |
○ |
○ |
鏡台 |
△ |
○ |
○ |
金庫 |
× |
× |
○ |
キッチン |
食器棚 |
○ |
○ |
○ |
調理具入れ |
○ |
○ |
○ |
物件タイプ別 備え付け電化製品一覧
|
|
|
コンドミニアム |
アパート |
サービスアパート |
全般 |
エアコン |
○ |
○ |
○ |
洗濯機 |
○ |
○ |
○ |
掃除機 |
× |
× |
× |
乾燥機 |
× |
△ |
△ |
アイロン |
× |
× |
○ |
リビング・ダイニング |
テレビ |
○ |
○ |
○ |
DVDプレーヤー |
△ |
△ |
○ |
ベッドルーム |
読書用ライト |
△ |
○ |
○ |
目覚まし時計 |
× |
× |
○ |
キッチン |
冷蔵庫 |
○ |
○ |
○ |
電子レンジ |
△ |
△ |
○ |
オーブン |
△ |
△ |
△ |
電気(ガス)コンロ |
○ |
○ |
○ |
炊飯器 |
× |
× |
△ |
湯沸かしポット |
× |
× |
○ |
トースター |
× |
× |
△ |
コーヒーメーカー |
× |
× |
△ |
食洗機 |
× |
× |
× |
注)物件により異なりますので、参考程度の理解として、詳細は下見の際にチェック、又は弊社担当者にお問い合わせ願います。 |
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5. 物件選びのポイント (家族構成別の物件案内)
ここまでの説明で、バンコクの賃貸マンション事情は、だいたいご理解頂けたのではないでしょうか? それでは、物件選択の検討を始めましょう。次の5種類の家族構成に分けて解説します。
単 身 世 帯
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掃除・洗濯が無くて楽チン! |
ロケーション 通勤に便利な場所である事が第一ですが、その他にも日本食店や日系スーパーが近所にあると便利です。通勤の利便性は一概には言えませんが、日本食店、日系スーパーは、BTSアソーク駅からトンロー駅の間に集中しており、そのエリアの物件を選べば食事に困る事はありません。別に日本食にそれ程こだわらない、日本人ばかりいるところに住みたくない、といった方は、シーロム・サトーン地区、プルンチット地区といった選択もあります。スクンビット地区には及びませんが、それらの地区においても、日本食レストランへのアクセスにはそれ程困る事はありません。
物件タイプと間取り
単身の場合、仕事で疲れて帰宅してからの家事は、やはり負担が大きいものと言えます。更に外国生活の環境では、その負担はより大きく感じられます。そういった状況の中、ホテルのようなサービスが付いている、サービスアパートを希望する方が多いのは当然の事と言えます。予算に応じてスタジオタイプ(30〜50平米)、1ベッドルーム(50〜80平米)の選択があります。但し、サービスアパートは比較的間取りが狭く、窓が開かなかったり、バルコニーが無かったりと閉塞感が強い為、長期駐在者の中には1ベッドルームのアパート、コンドミニアムを選ばれる方も少なくありません。通いのメイドも日本に比べて安価に雇える為、別段サービスアパートで無くても構わない、といった方も珍しくないのが現状です。
夫 婦 世 帯
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買い物は
徒歩圏内が便利 |

ロケーション エリアの選択においては、単身の場合と大きな違いはありません。但し、奥様の日常に配慮すれば、BTS駅、スーパー徒歩圏内の物件が理想的です。又、ご夫婦で子作り計画をされている場合は、日本語の通じる病院が近くにあった方がいいでしょう。スクンビット地区ソイ49に、日本人サービスに定評のあるサミティベート病院がありますので、その近くの物件を選ぶと便利です。
物件タイプと間取り
1ベッドルーム又は2ベッドルームのアパート、コンドミニアムの選択が考えられますが、1ベッドルームでは1人住まいを想定して家具、キッチン設備が備え付けられている場合が一般的となっています。収納、その他スペースが足りなかったり、家事をするのに不便を感じたり、といった問題が生じますので2ベッドルームの選択をお勧めします。空いた寝室は、客室や書斎として使用するのが一般的です。
夫婦と乳幼児の子供がいる世帯
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病院が近いと安心 |
 ロケーション 病院へのアクセスが重要事項となりますので、日本人に定評のあるスクンビット地区ソイ49サミティベート病院近くが便利です。このエリアは、日本食レストラン、日系スーパー、日系保育・幼稚園も集中しており、確実な選択肢となります。
物件タイプと間取り
2ベッドルーム以上のアパート、又はコンドミニアムのチョイスをお勧めします。乳母車を始めとする幼児器具、又増えること必須のおもちゃ等の収容には、大きなスペースが必要となります。1ベッドルームのユニットは、単身者を想定してデザインされていますので、乳幼児のいるご家族にはかなり手狭に感じられます。又、キッチン設備等においても、不足を感じることが多いでしょう。
夫婦と小学生以上の子供がいる世帯
ロケーション 日本人学校へ通学する場合は、そのスクールバスの送迎を考慮すると、やはりスクンビット地区のBTSアソーク駅〜エカマイ駅間が便利です。学習塾等も同エリアに集中していますので、“他の選択枝は無い”と言ってもいいぐらいです。最近はインターナショナルスクールに通学する例も決して珍しくはありませんが、その場合は先ず学校までの通学利便性を十分に検討してから、学校もしくは住まいを決定する事が重要です。
物件タイプと間取り
お子様が1人の場合は、広めの2ベッドルーム以上がお奨めです。ご予算にもよりますが、120?以上の物件が理想的と言えます。お子様2名の場合は、150?以上の3ベッドルームをお奨めします。収納スペースが十分では無い物件もありますので、注意が必要です。4ベッドルーム以上は物件の絶対数が少なく、ペントハウス扱いの高額物件となる場合もある為、見つけるのが容易ではありません。間取り以外にも、子供用の遊び場があるか、子供用のプールがあるか、等も大事な要素となります。バンコクでは、公共の公園などが比較的少ないのがその理由です。又、多くのお客様が、物件内に同じような家族世帯が多く住んでいる事を希望しています。
ペットがいる世帯
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ペットも家族の一員 |
バンコクではペット可の物件はあまり多くなく、選択枝も大きく限定されます。ペット可能な物件のリストから、お客様のペット以外の家族構成に見合った物件を選ばれるのがいいでしょう。増加傾向にあるペットのいる御家族の要望に応える為に、弊社では多くの物件を取り揃えております。
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6. 更に考えたいこんな事あんな事(より完璧な住まいを目指して)
細部に渡り理解を深める事で、より確実な物件選びが可能となります。では、どんな点に配慮すればいいのでしょうか?
日当たりも程度次第
南向きのユニットがベスト、角部屋であれば南東が最高、が日本でのマンション選びの定説となっていますが、バンコクでは決してそうではありません、亜熱帯気候帯に属するバンコクでは、陽射しが非常に強い為、南向きのユニットの多くがカーテンを閉めっぱなしにしていたりします。その為タイ人は北向きのユニットをより好む傾向にあります。北向きでも十分な採光性がありますし、昼間の直射日光が入るのを避ける事ができるからです。窓はできれば北と南の両側にあると風通しが良くなります。11-1月は北からの風、その他の時期は南からの風が吹くのが最も多いからです。高層階の物件では、季節により、自然の風だけで、エアコンがいらないくらいの風通しが確保可能です。
やはりガスを使いたい
電気コンロ、電子レンジが付いているのが最も一般的で、オーブンが付いているところもあります。お料理の腕を振るうには若干物足りなさを感じる設備状況の為、「ガスを使いたい。」とのリクエストを受ける事もあります。どの物件でガスを使用できるかは調べてありますので、仲介は可能ですが、選択肢が非常に限られる、日本の都市・プロパンガス等と違い無臭の為ガス漏れを感知し難い問題がある、といった点を十分にご理解願います。どうしても欲しい、というこだわりのある方だけにお奨めしています。
洪水
2011年10-11月の大洪水は未だ耳に新しいのでは無いでしょうか?被害はタイ全土に及び、バンコク市内の一部でも冠水し、多数の住民が困難な生活を強いられた事は周知の事実です。日本人の多くが住む、スクンビット、シーロム・サトーン、プルンチットといったエリアでは、冠水はあまり見受けられませんでした。しかしながら、スクンビットソイ39の奥まったエリアは冠水し易い等の風説は今も良く聞きます。大規模な開発が進むバンコク中心部では、状況の改善が進んでおり、固定的に必ずこの場所が冠水する、といった状況は明確ではありません。物件を選ぶ際にさほど神経質になる必要は無いでしょう。
セキュリティは大丈夫?
守衛が24時間体制でマンションのゲート、又は建物入り口にて対応するのが一般的です。それに加えてセキュリティカードシステムを備えている物件も少なくありません。セキュリティカードは、通常エレベーターホールへの入場の際に使用します。エレベーターに乗っても、自分の部屋の階と共益施設の在る階にしか行けないカードを採用しているところもありますが、限られた数少ない物件のみとなっています。玄関の鍵は1つ又は2つとなっており、物件により異なります。
セキュリティの信頼性の高さは、サービスアパート、アパート、コンドミニアムの順になります。サービスアパートはホテルと同等のセキュリティスタッフ及び施設を有しており、最も信頼が置けます。アパートはワンオーナーで住戸すべてが賃貸用となっている為、管理事務所による住人の掌握が徹底されています。コンドミニアムでは、家主が自ら住むケース、賃貸で借りている人が住むケースが混在しており、加えて管理事務所への報告も徹底さえていない為、住人の掌握がより困難となっています。そういった状況の中、知らない人間がより入り易い環境となっています。
網戸がない
低層階の物件でも網戸が無いケースが多々あります。エアコンが嫌いなので窓を開けて、自然の空気でヘルシーに過ごしたい、という要望も蚊の襲撃に遭遇し断念せざるを得ない事もしばしばです。タイではデング熱等の風土病も、時期によって多発しますので注意が必要です。エアコン嫌いの方には、高層階のお部屋、もしくは網戸を備えたお部屋の選択をお奨めします。
どうするシロアリ問題?
亜熱帯気候のバンコクでは、シロアリの問題が日常茶飯事に発生します。アリと呼ばれていますが、英語ではターマイトの名で呼ばれゴキブリの一種となっています。アゴが非常に強く繁殖力も強い為、瞬く間に大量発生し、ベニヤ板でできた木製の机、化粧ダンス等の家具は平気で食べてしまいます。
食べ残した食物をテーブルに放置すると、目を離している隙に大量に集まっていたりします。予防をするには、食べ残しを置きっぱなしにしない、マンションが定期的に実施する害虫駆除サービスを受ける等がいいでしょう。このサービスは定期的に受けませんと、いつの間にか再び戻ってきて大量発生したりしますので、油断は禁物です。
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